快適な列車の旅

かきくけ
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「青春18きっぷ」の旅

「青春18きっぷ」をご存じの方はとても多いと思います。

若い頃によく利用したという方も多いのではないでしょうか。

私も列車の旅が大好きで、10年以上前から、毎年、年に1度か2度くらいは利用しています。

私の場合は、用事があって、毎月、遠方へ出かけるのですが、普段は目的地まで高速バスを利用していて、「青春18きっぷ」が使える時は列車を利用しています。

「青春18きっぷ」を利用する場合、その移動距離はおよそ900キロ、乗り換え回数は10回前後です。

いつものパターンを言うと、最寄駅を朝5時頃に出発して、乗り換えを繰り返しながら、夜10時頃に目的地の最寄駅へ到着します。

そのことを友人たちに話すと、よくそんなことできるね、と呆れられるのですが、私は毎年それが楽しみです。

ちなみに、列車に乗っている間はどんな感じで過ごすのかというと、お酒をちびちび飲みながら、車窓の景色をボーっと眺めたり、本を読んだり、寝たりしながら過ごします。

その間、列車に乗って来られる方は本当にさまざまで、だいたい朝方は学生や通勤客などが多く、私のように「青春18きっぷ」を使って旅をしようと大きな荷物を抱えて乗り込んでくる若者たちの姿もよく見かけます。

朝方を過ぎると、買物をするためか、女性の方が多いように感じます。

また、昼から夕方にかけては、どこかへ遊びに行く若者たちの姿をよく見ます。

そして夕方から夜にかけては、会社帰りの方や一杯飲んでほろ酔い気分の方が多いです。

時には、夏祭りなどの帰りで浴衣姿の方やうちわを持って乗って来られる方もいます。

本当にそれぞれの地域で乗って来られる方やその土地の雰囲気が違っていて、そうした雰囲気を味わいながら旅をするのも、とても心地いいです。

そして、持っていく本は事前に近くの図書館で借りています。

ですので、借りる前には、何を読もうかと、ネットなどでいろいろと注目の書籍を調べるのも楽しみの1つです。

前にも話しましたが、私は本を読むとすぐに眠くなってしまい、ましてやお酒も入っているので、1冊読むのにはなかなかの時間が掛かりますが、時間に縛られない感覚もとても心地いいです。

乗り換えの時はちょっと緊張感があって、次の列車に乗り遅れないように乗り換え時間を気にしながら、空いている席を探して急いで乗り換えるのも、またいい感じです。

今年も夏頃には利用しようと思っていたのですが、この度の新型コロナウイルスの関係でその頃にはどうなっているのかわからないので今回は難しいかなとも思っていますが、また行ける時が来れば、のんびりと列車の旅を楽しんでみたいなと思っています。