ある日のこと。
玄関にサワガニがやって来ました。
私の家の側には川が流れていて、たまに玄関内にこうした生き物が突然いることがあります。
少し前は、カエルが玄関先でじっとたたずんでいました。
このカエルは以前紹介した水瓶の中にいるカエルかもしれませんが、このカエル以外にもアマガエルやらカメムシやらイモリやらヤモリやらサワガニなどなど、いろんな生き物が家を訪れます。
大きなものでは、猫やイタチなどもよく家の周りをうろついています。
鹿やイノシシなどは家からちょっと離れたところで頻繁に出ているようです。
私が子供の頃は、よくその近くの川で遊びました。
泳いだり、飛び込んだり、生き物を取ったり…。
川にはたくさんの生き物がいて、魚釣りをしたり虫などを取ったりして一日中遊んだものでした。
また、周りには田んぼもたくさんあって、稲刈りを終えた田んぼでは野球をしたり、鬼ごっこをしたりして、ワラにまみれてもみくちゃになって遊びました。
今はそんな田んぼにも住宅が建ち並び、ずいぶん遊び場所も少なくなりました。
というか、まだ遊ぶ場所はあっても、昔みたいに子供たちは遊んでいません。
時代の流れもあってか、いろいろな意味でなかなか遊びにくい環境になっているんでしょうね。
サワガニは素揚げにしたらおいしいと、以前テレビで言っていましたが、私の家では食べたことはありませんでした。つくしも近くによく生えていましたが、食べてはなかったですね。川魚も食べられるそうですが、これも食べていませんでした。
ただ取って喜んで遊んでいただけです。
蛍は今でも川べりにいますね。
川は以前と変わらず近くにありますが、なんとなく昔と様子が変わっていて、ほとんど近づくことはなくなりました。
サワガニがやって来て、昔のことを少し思い出しました。